| ● 活動方針 
 人間社会は産業革命以降、化石燃料の大量消費により、急激な負荷を地球に与え続けてきました。そのため、地球環境への影響が大きな問題となって、人間社会に降りかかってきました。その結果、このままではいけないということで、環境に配慮した、”持続可能な社会“と言う概念も出てまいりました。
 環境問題は大きく、深いために実感として、直接感じる事はありませんが、確実に地球温暖化は進んでおります。身近には効率優先の気候風土にそぐわない資材・工法の使用や、住宅に使用される有害化学物質が原因のシックハウス症候群(喘息、アトピー等のアレルギー症状)が、問題となっております。 上記のような問題を少しでも減らし、人々の健康を守り、地域の自然を守る意味で、地場の自然素材、特に地場の木材を有効に利用することは、非常に大切なことであります。 そのようなことから、我々『ふくしま家づくりネットワーク』は、環境に配慮し、地元に密着した家づくりを目指しております。
 ● 地元産木材による家づくり
 1)木材は地球の循環資材  ・木材は二酸化炭素を炭素として吸収し、酸素を生産しながらくり返し再生産することができます。 2)木造住宅は日本の住文化、景観を育む。 ・日本は「木の文化」の国であリ、木造住宅は地域の気候風土に根ざした住文化や街並景観を育んできた。 3)木造住宅による健康な生活 ・木材は日本の気候風土に適し、住む人に心地よい感覚を与える健康的な素材である
 ● ふくしま県産木材供給システム整備事業
 〜家づくりネットワークの組織化に向けて〜
 
 1)見学会、住宅相談会、勉強会、広告などの事業支援(福島県木材協同組合連合会)
 
 2)県内各地で活動するグループの情報交換などの支援(福島県 担当:県産材特産グループ)
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